後楽園ホールでキックボクシングを楽しんだ後は、アドレナリン全開で迷わずシャリキン。エンドルフィン全開でナイトフィーバーだよなと思うやもめオヤジです。
事前の調査では、平日でも19時には待ちが発生するほどの人気店とのことです。中央線 水道橋駅から徒歩で早歩きで向かいます。
到着時刻は18時、まだまだ空席はありました。路面店で比較的大箱、予約も可能、客層はサラリーマンが多く、カップルもチラホラ。一人でも入りやすい雰囲気でもつ焼き、シャリキン初心者にうってつけですね。コの字型のカウンターがメイン。テーブル席が少ないので大人数の時は予約必須だと思います。
サワー類だけでなく、ハイボール(焼酎)も基本シャリキンで提供されます。シャリキンがスタンダード、シャリスタな店です。初めてシャリキンを楽しみたい方にもうってつけではないでしょうか。
最初の一杯がその日を決めると言ってもいいでしょう。メニューを手元にして考えます。うーん、何にするかなああ、たくさんあるなああ。。でもモタモタしてるのもカッコ悪いし、早く飲みたいし。。。とりあえずレモンサワーで!ファーストコールオーはレモンサワー。僕は悩んだらいつもこれです。
そして、すかさずおつまみ選び作業に入ります。ぼーっとしてるとシャリキンとつまみの至極のランデブーができませんからね。早くおつまみをオーダーしてシャリキンとおつまみで最高のひと時を過ごしたいのです。
とは言ってもこちらもたくさんあるなあ。テーブル上のメニューの他に、かべにも張り巡らされ、それとは別に白板にまで本日のおすすめメニューが。。。
ここは時間との戦いです、短時間でいかに自分を幸せにするおつまみを選ぶか。「人生は選択の連続である」酒とおつまみ選びに時間かかるような男に大きな仕事は任せなれない、そんな男に抱かれたくはないわ、そんな声が頭の中で聞こえてきます。
まずはお店のオリジナル感もあり、すぐに出てきそうな料理を選びます。PC98に匹敵する頭のプロセッサーをフル回転です。メニューを見ながら思案していると、目の前で鍋の中で煮込まれている煮込み発見。むむ、何か黒くてもつ煮込みとは違います。
よし、まずはこの見たことない煮込みと焼き物で行こう。寒い夜だったので肉さしはやめて焼き物一本で行くことにしました。
ちょうどタイミングよくレモンサワー到着。そのタイミングで料理も頼んでおきます。
こちらレモンサワーになります。グラスの淵に塩が塗ってあり一瞬だけホテルのバーかと錯覚するシャレオツな一品です。
そんな錯覚を吹き飛ばすコダマサワーの強炭酸。左は入れる前、写真で見ても炭酸が暴れてますね!右はシャリに入れられ観念したところです。シャリキンの持続時間は並ですね。
そしてこちらが目の前で鍋で煮込まれていた黒い煮込み。「アブラソース煮」です。店のお兄さんに確認してオーダしました。これで180円(2018年1月時点)!安いですねえ。ソースの酸味、甘味とアブラのトロッとした口当たり、シャリキンが進みます。ソース好きとしては、ハムカツ、レバカツが安定の定番ですが負けてないですね。
シャリ、煮込み、シャリ、煮込み、シャリ、シャリ、煮込み、、順番忘れましたが。。そうこうしているうちに続々と焼き物が到着します。
左から白レバ、ハラミ、サガリです。どれも美味しいですが、個人的にはサガリがよかったですねえ。赤い生姜味噌をつけて食べます。これがまた美味しいです、これだけで呑めますね。なくなったら足してくれますよ。
レモンサワーも飲み干しそうなので次のお酒を思案です。飲み屋で自分のテーブルのお酒が空の時間ほど虚しいものはありません。む、昔の女ハイボール??コールするのが恥ずかしいですよねえ「昔の女ください」って未練タラタラじゃ無いですか。
逃げた女房にも未練が無いので、横丁ハイボールにしました。そして、追加の焼き物と、隣の人がうまそに食べてるマカロニサラダを頼んで、焼き物が来るまでの中継ぎとします。
こちらが横丁ハイボール。ウイルキンソン 辛口ジンジャーで割ります。生姜のタレとワントーンコーデですね。これも美味しかったですよ。いろんなシャリキンが楽しめるのがこの店の良さでもあります。
しばらくしてマカロニ到着。焼き物を待つ間の口さみしさを紛らわせてくれるマカロニサラダ。絶妙なコショウ加減で最高です。立派な中継ぎでした。
そしてこちらが追加注文の だんご つくね串 ちょっと時間かかりましたね。コリコリ感もあり美味しいです。ハイボールにぴったりでした。
マカロニが残っていたので最後に気になっていた飲み物「生割り」頼みます。「生割り」”生”という漢字に敏感に反応する年頃です。飲み物ですってわかってても気になって仕方ない。明日からの人生、後悔しないように頼みます。
こちらが「生割り」完成品です。店員さんが目の前でトム・クルーズのように手際よく作ってくれるます。生姜の入ったグラスを持ってきて、生姜シロップ、キンミヤの順で注いで出来上がりです。
見た目もシュッとしてカッコいいです。甘めなので食後酒にぴったりでした。シャリキンで体が冷えすぎたらいいかもしれません。
そしておまけ、焼き物の赤いペーストにコーデイネートされた椅子です。
芝浦市場直買の新鮮な肉、肉刺し、希少部位もあり、肉好きにはたまらないお店ですね。が、人気店の悲しさでレアな一品は売り切れごめんです。ブレインズ(脳みそ)、網レバ、のどぶえ、のどがしらなどめずらしいいので食べたかったのですが、この日は残念ながら売り切れでした。また再訪します。出会えたらラッキー、きっといいことありますね。
平日は16時から営業、土日も13:30から営業しているそうです。出先で嫌なことあったら直帰にして立ち寄り、シャリキンで気持ちをほぐして帰るといいかもしれませんね。