都営浅草線 人形町から歩いて4分にある 中華そば 三浦さん。本格的なラーメン屋さんなのにシャリキンが飲めるということなのでやってきました。事前の調べでは、広島と福岡で修行を積んだ中華そば店さん。ほとんどの食材を広島から取り寄せてるそうです。
シャリキンといえばもつ焼き。もつ焼きといえばシャリキンというのが定番中の定番。世の中のおっさんは安心するのですが、中華そばでシャリキンという組み合わせは世の中のおっさん達はざわつきます。愛染恭子とトレイシーローズは定番ですが、エマニエル夫人とエマニエル坊やくらいのザワつき加減です。
しかし、考えてみればラーメン屋で飲むというのは、シメのラーメンを食べるのにウロウロしなくていいので、寒い日や台風の日にはうってつけ。シャリで酔っ払って千鳥足で悪天候の中ウロウロしなくていいので身も安全。エコシステムでいい仕組みです。
お店構えも中華屋さんと大衆居酒屋のコラボですね。店内は広くテーブル席中心のお店、明るくてとても清潔で気持ちが良いです。店内にはメニューが張り出され、所狭しとお酒が置いてあり大衆居酒屋の雰囲気プンプンです。カウンターに通してもらいます。
あったかいラーメン食べながら冷たいシャリキンを飲むという金冷法でもよかったのですが、せっかくなのでおつまみを食べながらシャリキンをいただくことにしました。
もやしチャーシュー皿盛りを頼みます。さすが中華屋さん、チャーシューが程よい薄さと脂身の比率、ニラ風味しょうゆ味で美味しいです。辛味のペーストももやしにぴったり。もやしが細くてショリショリのシャクシャクで美味しいですね!細いもやし珍しいのですが、このもやしは広島独特なもやしなんですね。広島ではもやしは細いものがスタンダードなんだそうです。なるほど、広島から食材を取り寄せてるから細いもやしが食べれるんですね。
もやしは豆から出荷するまでに7日間の育成期間が必要。この育成期間でエチレンガスを利用するとおなじみの太いモヤしになるそうです。広島のもやしはこのエチレンガスを利用せずに育てるので細い。細いことによって、水分量が少なります。これが広島風お好み焼きにぴったりな食材になるので、広島だけ細いもやしが売られているのですね。広島風のお好み焼きを食べに行って細いもやしが入ってたら本格的ってことですね。今度チェックしてみよっと。
シャリキンはシャリキンパウチです。緩シャリ、黒ホッピーのみの提供です。グラスは中ジョッキ、気持ち良く泡立てて入れるとホッピーが半分残るのでホッピー1本で2杯はいけますね。
ポテトサラダにもチャーシユーが入っています。野菜もたっぷり、ポテトの緩さゴロゴロ加減もちょうどよく、コーンフレークに食べるラー油がかかっていて美味しいです。
本日のメーンイベント、青とんがらしそばと餃子を頼みシャリキンを堪能します。青唐辛子ラーメンを頼むと、お冷がデーンと置かれました。え、お水をおいたのは辛いから覚悟しなさいよってこと??ちょっとビビります。
餃子は小ぶりですが肉餃子です。小さいのにかなりの肉感。シャリキンホッピーに合いますね。
そして青とんがらしそば登場。
赤い器と雷門マークがかっこいいですね!細麺で、豚骨魚介スープ。細いもやしとニラのシャキシャキ食感が美味しいですねえ。シャリ ソバ シャリ ソバと金冷法です。思いの外辛くなかったので最後まで味覚を維持しつつ美味しくたべれました。
お尻じゃなくてNKB、硬派なお店です。
夏は冷やしもやってるそうなので楽しみですね。細もやしのショリショリの食感とシャリキンのシャリシャリが楽しめて新鮮でした。椅子にまでこだわっていてオシャレですね。ごちそうさまでした!