本日お目当ての美味え津”さんは、超人気店ということなので予約を入れておきました。予約が可能な時間帯があって、夕方6時30分までに開始の予約であればOK。お店が開店するのが夕方6時なので、開店から30分以内に開始であれば受け付けてくれます。その場合でも、複数人で行く時は注意が必要です。皆さんそろって予約時間までにお店に入店がルールなのです。時間にルーズな人と飲みに行く時や、仕事で突発的な仕事が入りそうな時は予約しないほうがいいですね。
非常にパンクチュアルな友人と待ち合わせして時間通り入店です。マッカサー通りの交差点角にあります。
カウンターのみのお店で、コの字カウンターに14名が座れます。この日は2名のグループが7組で6時30分には満席。皆さん予約入れているんでしょうね。
店内は狭いですが、目の前の空間が広いので圧迫感はなく、目の前で大将と、奥様がそんなに広くはない厨房で慌てず騒がず落ち着いた感じで仕事をしていてこちらも気持ちがまったり落ち着いてきます。それを演出するかのようにBGMはジャズ。カウンターなんでみんな大声で楽しく賑やかに会話してますけどとてもいい雰囲気です。キンミヤで有名な宮崎商店さんの日本酒、焼酎が並んでますねえ。
テーブルの上にはこんな写真が。宮崎商店の社長さんも食べに来たお店なんですね。
おかみさんというには申し訳ない、小洒落ている大将の奥さんがおしぼりを出してくれます。オーダーを聞いてくれた時に、うちはお料理が遅いから早めにまとめてオーダーしてくださいねえと一声かけてくれました。
事前の調査で煮込みとお肉がとにかくうまいということだったので肉を中心にオーダーです。とても感心したのが、オーダーを取る時に名前で声がけしてくれるところです。おそらくは予約の時に伝えた名前を元に、XXさんオーダは何にしますか?って大将が聞いてくれるのです。初めて来ましたが、一気に距離が縮まり気持ちも落ち着いて飲めますね。心遣いがとても嬉しかったです。
ホッピー赤シャリキンをいただきます。きちんと冷やしたキンミヤグラスにシャリキンパウチですねえ。シャリキンパウチの時はグラスに入れた後、シャクシャク手早く崩してホッピーを勢い良くシャリキンと馴染むように入れます。泡立てて入れた後はかき混ぜない!っていうのが美味しく飲めるお作法です。
ナイスシャリ!
お通しが登場。手が込んだお通しですねー、お通しというにはもったいない。本日のおすすめ前菜3点盛りって感じです。どれも品のいい味で赤ホッピーにあいます。料理が出てくるまでの間、お通しだけで十分にお酒を楽しめます。お通しをおかわりしたいくらいでした。
煮込みはカウンター目の前、渋ーい鍋の中で待機してます。すぐに到着、串に刺さって登場です。このテリと大きさがいいですねえ。シロ、スジ、ハチノス、和牛ホホ肉が一人前1セット。美味しいですねえシロの脂が最高です。煮込んでありますが、肉の食感も味も十分に楽しめながら食べれる絶妙な煮込み加減です。
続いてポテトサラダ。キュウリの味とシャキシャキの食感がアクセントで美味しいですねえ。キュウリがたくさん入っていますが、ちっとも水っぽくないくていい硬さの具沢山なポテトサラダです。
さくらユッケ。甘いタレとたまごのとろり食感が美味しい馬肉を引き立てます。
ホッピーの後はレモンサワー。こちらのレモンサワーは甘くなくて好みの味です。
つくねはオーダーが入ってからこねこねして串につけてさらにこねこねしてくれていました。串につけた後のこねこねもかなりの長時間こねこねでしたね。
コリコリの食感でチーズとの相性が抜群です。つくねを焼いてから、チーズをのせてバーナーで炙っていて迫力ありました。
たまごの黄身をかけて食べます。なんて淫靡なつくねなんでしょうか!!食べて〜ん💗おっさんを誘ってきます。
とにかく仕事が丁寧です。丁寧に、丁寧にお肉を切って、焼いてるあいだも目を離さずお肉を焼いてくれます。
そしてテーブルにやってきた牛ハラミのあぶり。あたたかいうちに食べてくださいねってアドバイス付き。わさび醤油で食べます。カイワレ大根たくさん、いい焼き加減で美味しいです。
和牛ハラミ貝ワレ乱れ地獄。
料理の提供が遅いのよっておかみさんが言ってくれてましたが、こちらの焼き物はすべてロット管理で料理が提供されます。一時点では、一種類の焼き物のみが丁寧に、丁寧に料理されているからです。カウンターの人達が頼んだつくねは、ある一時点ですべて作られます。つくねを焼いている間ははらみのあぶりは作られません。カウンターの人が一斉につくねを食べれるという感じです。カウンターに座った人達みんなでフルコース料理を食べてる感じなのでちょっとした一体感があります。
新橋の駅前の喧騒を感じさせないとても温かみのある空間とお料理でした。ゆったりした気持ちで飲めます。
ごちそうさまでした!