久しぶりのフライデーシャリナイト。早めに町田に到着して席を確保するつもりでしたが、唐木田行きの急行に乗っていることに気がつかず、気がついたら知らない駅に連れていかれてました。慌てて戻りましたが大幅なロスタイム。紀州のさっちゃん記事にうつつを抜かしていた町田のドンパンです。
7時前には到着しましたが、一番のフィーバータイム、座席は確保できませんでした。斜め向かいのペッパー君がいるやまと屋Waitting cafe、” Sun’s cafe”でやまと屋さんからの連絡を待ちます。
ここのペッパー君を見るといつも切ない気持ちになります。何かを喋れば全て独り言になる。ニッコリしてても無視される。表情は変わりませんが、ペッパー君が勤めて明るく振舞っているように感じてしまうからです。優しい言葉でもかけて相手をしてあげてもいいのですが勇気もなく。ただ遠くから優しく見守りますが、うなだれていることが多い彼です。
目があったりするとその視線にさらに切なくなります。
10分も待っていたら座席が空いたとのことで連絡あり、やまとやさん入店です。入り口付近はほぼオープンテラス。これからの季節は特等席ですね。
今年の夏は三冷がマイブームなのでホッピーセット白三冷でスタート。
このハイ・サワーグラスは良い配分で泡立って入りますね。相性の良い器です。
おつまみは迷わず、白板メニューで。
塩らっきょ。今年は、ランクアップしたらっきょを仕込んでくれたとの女将さんTwitter情報を見てオーダー。大きな削り形状で薄く削った鰹節がイカしてますね!シャキシャキとした決めこかい食感ですね。クセになります。
ゴボウ酢漬け。こちらはぽりぽり食感。こちらもシンプルな味で良いおつまみになります。飲み始めにはぴったりです。
ナス味噌。こちらは甘みがあってワシワシご飯食べたくなる一品。代わりにグイグイ三冷を飲みます。
この日も40代、50代中心の客層が中心です。若者もちらほら来店しますが、満席でお引き取り。入れ替わりのタイミングで入れればラッキーなんですが、タイミングがむずかしいですよね。
青菜おひたし。シャキシャキの食感でこちらも品のよいお味。丁寧に盛り付けられてます。
そこへ大将が後方斜め45度からオススメの一品を囁きに来てくれました。「トロットロの厚揚げ串ありますよ」ニヤリ。自信の一品ということなのでもちろんオーダーします。
遅れた友人も駆けつけて仕切り直し、焼き物も頼んで楽しい宴の始まりです。次に頼んだのはシャリ酎レモン。
厳しい暑さにもめげずに健気に運ばれて来ます。相変わらず高いシャリ占有率。呑みごたえも見ごたえありです。
そして登場したのが厚揚げ串、二本差しで登場。ナイスサイズでジューシーですね。やまと屋さんの元祖”厚揚げ”はホールで焼き場であんな格好したりこんな格好にされて焼かれている姿を見てるのが大好きで好んで一人で食べてます。一人で食べるとお腹いっぱいになるので、串のサイズだと色々食べたいおひとりさまにありがたいのではないでしょうか。厚焼きの美味しいとこどりで嬉しい焼き物です。
トリももとトマト肉巻き。どちらもジューシーな焼き物。
あっさり系で攻めた後は、コッテリとかしら脂と甘いミソダレが絶品なてっぽう。下の一本がてっぽうです。
この美味い脂の相棒はすっきりホイス。やまと屋さんでは氷が入った飲み物はアルコール摂取の観点ではインターバルになります。
ここでおかみさんが冷製大根の煮物差し入れ。いつもありがとうございまーす。琥珀色に輝き味がシミシミで美味しいです。これもご飯食べたくなる一品。
そして残り手羽1.5人前を絶妙なバランスで3人前で均等割してくれての提供。いつもは切り込み隊長のレバーがこのタイミングで登場。なんてやらしい焼き加減。
そしてチレ。プニプニでうまいです。
さあ次の店に行きますかーと、相談が始まりシメの算段が始まります。今宵のシメはソーセージとスパムチーズの串。オシャレな洋風。鉄串がハードコアです。
そして、最近のブーム、食後のキンミヤコーヒー豆乳割り。大将がドヤ顔で豆乳を席で例の呪文を唱えながらサーブしてくれます。
そして新たな情報を耳元で囁いてくれます。今、提供されているキンミヤコーヒーで利用してる豆はモカ。今仕込み中の豆はマンダリンとのこと。酸味が多いモカから苦味とコクのマンダリンになるそうです。よくみたら棚の上で熟成されてますね、豆は生産ロットで変わるので次のロットを楽しみに。モカはもうすぐ終了です。
キンミヤコーヒーをオーダーしてる人が結構多くなってきましたね。今夜も長っ尻になってしまいましたが、楽しい時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした!
〈おまけ〉
二軒目はチャーハンかナポリタンだもんねとアルニラムさんへ。しかしながら、満席。みなさんビールを楽しんでます。当たり前ですけどね。よこしまな気持ちでクラフトビール 屋さんにチャーハンを求めてきたことに反省しつつも解散。友人の話によると、先週の金曜日も満席でノーチャーハンということでした。小田急第2踏切界隈は繁盛店増えてきましたね!