町田放浪記 平成最後のお正月、昭和から続く七面のラーメンとカレー

町田で過ごす正しいお正月と言えば、お年玉をにぎってなかじまか、おくぬしへ直行。も少し大人になると、いこい、インベーダーハウス、レッツゴーで無料のコーラを飲みカツアゲされないかビクビクしながら名古屋打ちでレインボーが定番。

昭和も終わり、平成も終わろうとしているお正月。創業30年越え、町田の文化財、七面で厳かなお昼をいただきます。

なかじまのプラモデル売り場消滅したなあ

町田の市街地はお琴の音楽を流していてお正月気分を盛り立てていますね。人出はさほどではないです。町田仲見世商店街はあいかわらず人の流れがありますね。大人気の焼き小籠包屋さんは冬休み中。お年玉もらってた頃は、仲見世の反対側に美味しい餃子屋さんがあってよく買い食いしてました。焼き中華系に縁のある仲見世ですね。

仲見世のいくつかの店舗はまだ休業してましたが、期待通り営業中。

この歴史を感じさせる佇まい。小さいけれども味のある入り口です。並ばずして入れました、ラッキーです。一番奥の席に陣取り、ラーメンと半カレーをオーダー。いつもは麺を固めでオーダーします。わたしにはすこーし柔らかいかなあって感じなのです。今日は、お正月食べすぎたので胃に負担のかからない普通バージョンでオーダーしました。

カウンターのみのお店ですが、みんな黙々とラーメンを楽しみ、食べ終わるとすぐに退店。回転はいいですね。

硬派な蔵書の数々、待ち時間も退屈しません。

和製トミー・リー・ジョーンズ的な大将とハキハキかわいい女将さんがカウンターの向こう側でテキパキとオーダー、料理をこなしています。白い割烹着がカッコいい、メン・イン・ホワイト MIWですね。

はい、ラーメン。シンプルな醤油味ですが、出汁の味がしっかりしたスープ。最小限の具が麺を引き立てます。

シャキシャキ小松菜入り

こちらが看板にあった、手打ち風の麺です。縮れ麺、大将こだわりの麺なのです。

続いてカレー。スープの出汁を入れて作られたスパイシーだけど旨味のある最高のカレー。

ラーメンの味がわからなくなるので、麺を食べ終わるまではカレーは食べずに香りを楽しみます。

カレー放置プレー

美味しいラーメンとカレーが一遍に両方食べれるなんて幸せです。カツアゲの心配もないし、大人になるって素敵です。

カレー、スープ、カレー、スープと繰り返すたびに一つ一つ、煩悩が消え賢者になってゆきます。

カウンター越しにお会計。会計が終わってすっかり賢者タイム。いいお正月でした。ごちそうさまでした。

帰るときはなぜかこっちから出る
餃子屋さんの火ノ川君は元気でいるかなあ

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