東武東上線、半蔵門線、田園都市線の終着駅。埼玉から東京を通って神奈川へ、長い長い路線になったため、ほぼ毎朝遅延なり、折り返し中折れが発生する、発車障害のある路線になりました。
その昔、終電でよっぱらって乗り過ごしてよくたどり着いた駅です。救いを求めて公衆電話から家に電話してもイタ電と間違えら、恐れられて出てもらえず。迎えにもきてもらえず、タクシー代もないのでトボトボ町田まで歩いて帰ったこともあります。懐かしい思い出です。
ほむら屋さんの帰り、シメにうまいラーメンを一杯ひっかけて行こうという友人の誘いでやってきました。
モダンなマンションの1階にあります。なんというか、おしゃれな店構えですね。
名前がそのまんま にんにくや ですからね。ラーメン屋さんですが商標登録大丈夫なんでしょうか。
食券はしょうゆかみそかの2択。いいですねえ、悩まず買えます。酔っ払いには大事な事です。悩まず買わせろ、いつもラーメン屋の食券機で思います。友人のすすめもありしょうゆをチョイス。
席に座ってラーメンを待ちます。店のモダンな感じとは違い大将は結構年配ですね、ワンオペでセッセせっせと大量のラーメンを同時にさばくその姿は、シャドーボクシングをしている孤高のボクサーのようでもあります。
薬味が置いてありますが、生にんにく、ねり梅にんにく、にんにく醤油漬け、にんにく唐辛子とにんにくづくし。さすがにんにくやですね。
やってきたのがこちらのラーメン。見た目と違って、鶏ガラ系のスッキリ優しい味です。美味しいです。これだけでも十分なんですけど、にんにくかといえばそうじゃないです。これだけだと名前負けします。
自己責任で仕上げてくださいという事みたいなので、生にんにくを投入。中世の拷問器具みたいなのを使ってる自分がカッコよくてたまらんです。
にんにくをぐわっしゅと絞って、スープを飲みます。断然うまい、脳内麻薬が出て頭がバカになります。にんにくばかです。たった一口が脳を溶かします。そしてもっと欲しくなります。にんにく唐辛子と、にんにく醤油漬け、写真にはないですが、ねり梅にんにくも入れて楽しみました。
麺はモチモチな中麺です。翌日のために速攻緑茶を買って飲みましたが、おそらくは無駄な抵抗になるでしょう。明日の朝後悔するんですよ。でも、明日の快楽より今日のにんにく、にんにくの誘惑には勝てません。
ごちそうさまでした!