JR鶴見駅から歩いてすぐの地下にある大衆酒場へレッツゴー。鶴見ってのは京浜工業地帯の中核でもあり、川崎同様に労働者の街ですね。ビジネスマンという感じの方よりも作業員といった感じの労働者が多く行き交う街。昭和を引きずった小さな個人店が多くひしめきあって、趣のある飲み屋の激戦地でもあります。
とても立派な階段を下りていくと広くて大きな入口があります。大箱の大衆酒場、ほぼ全員が背広を着たサラリーマンなので社員数食堂のようです。カウンター中心ですが、テーブル席も多く団体サラリーマンが多数。一人のみしている人は数名でした。
大きな壁掛けテレビが3台ありますが、だれもテレビなんかはみてなくて、従業員の方はテキパキと静かに仕事をこなしてます、お客さん同士がでかい声で盛り上がって活気に溢れてます。さすが労働者の街ですな。
店員さんはみな若くて白い割烹着をきております。
ということで、飲み物メニューをチェック。一発目は無難にホッピー白、なかは大小選べるので大でオーダー。
周りを見渡してグラスが冷えてなさそうなので、氷ありでオーダーして正解でした。焼酎はお猪口にイン。
おつまみは種類が豊富でなやみますねえ。
悩みに悩んで結局は、定番のポテトサラダ。マッシュ系でポテトチップス付き。可もなく不可もなく。
気になる朝挽きレバテキ。数量限定ですがありつけました。真っ赤というか、ザクロ色にキラキラと輝いております。お姉さんが、「よく焼いてください、焼くときと食べるお箸は別のお箸つかってくださいね」と一言。
レバのタタキのようです。ペレットを使って、自分好みに焼いて食べる方式。黒いペレットに深赤のレバーが似合います。赤と黒、斬新ですね。
まあ、ここは素直にお姉さんの言う通りジュージュー焼いて食べるわけですが、これがかなり美味しいレバー。臭みもなく、甘みさえも感じられるレバー。かなりジュージューしても中はほぼレアで食べれます。レバ好きにはたまらん一品です。どの箸で焼いてどの箸で食べたらいいのかわからなくなるので要注意。
モツ煮は二種類ありますが、今回は白みそをチョイス。目の前の鍋からお姉さんがよそってくれます。スタンダードな奇をてらわないもつ煮。
こちらのお店、基本的に飲み物、料理は早く出てきますが、焼き物だけは時間がかかるようですね。キャパの問題か、丁寧にやいているからなのか。焼き物だけで構成するとなかなか出てこないので要注意です。
焼き物の串は大きめサイズ。豚バラ、かしら。丁寧に焼いてあります。
金魚をシャリキンでオーダー。パウチで登場、久々の金魚でテンションが上がります。鷹の爪とジンジャーが合いますねえ。
金魚に負けないパンチのあるおつまみということで、枝豆(ニンニクオイル焼き)。いわゆる釜揚げアヒージョですな。いいですねえ、かなり美味しいです。
金魚はあっという間に無くなりました。大鶴見生レモン酎ハイ。トッピングがシャリシャリしたお酒というおシャリなドリンクです。レモンもゴロゴロと入っていて気前いいです。
おでんもあるので、寒い夜にはおでんをオーダー。大根とちくわぶとはんぺん。
こちらも鍋からすぐに出てきます。色は薄いですが、品の良い味付けで美味しいです、ちくわぶはもっと煮込んであるとベストですね。
ずーっと気になっていたフローズンマシン。ぐるりぐるりと白い物体を攪拌してます。シャリキンはパウチなので何がフローズンされているのか。お店のおねえさんに聞いてみると、日本酒がフローズンされてるとのこと。
シャリシャリ好きとしては飲まずにはいられないのでオーダーしました。
日本酒がとぐろ巻いてますよ。
日本酒でスムージーの食感は斬新。見た目も斬新。日本酒なのでチビチビとやりたい人には不向き。スプーンがヒノキ素材だったらマスっぽくて良いのにな。久々に日本酒を楽しめました。
日本酒にあうおつまみで、鰆塩麴焼きがタイミングよく登場。時間かかるので早めにオーダーしておくことをオススメします。待った甲斐があり、とても美味しいです。
ネーミングに惹かれて寿司サイダーをオーダー。寿司サイダーは初物。です、瓶をチェックすると 横井醸造 とありますね。調べてみたところ、 東京新木場 創業80年の老舗食酢メーカー です。こちらの 高級寿司用米酢「米寿」 を使ったサイダーがこの寿司サイダー。
もちろんシャリキンでいただきます。
ということで、〆のおつまみも相性がよいであろう太巻きなめろう乗せ。
〆はしじみ汁のサービス。お会計をコールすると持ってきてくれます。なめろうたべながら楽しみたかったなあ、美味しいしじみ汁です。
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