ホッピー仙人を楽しむはしご酒 拘り刺身のはなたれ、餃子はサラダ。の玲玲、シメは冬季限定ホットホッピー @野毛

36協定を守るために本日は定時前帰り、弊社はフレックス、裁量勤務でございます。

給料を出たのでパーッとやろうと野毛で一人はしご酒。本日の目的は、ホッピー仙人。ホッピーにこだわりあり、多彩なホッピーが呑める名店という事なので楽しみです。

まずは品良くお刺身といきましょう。給料日あとなので今宵は少し豪勢に始めます。

こちらが はなたれ。仕入れの拘りがハンパないって事で選びました。

入店するとヒノキのカウンターに若目の板さんが元気よく挨拶してくれて気持ちの良い店ですね。フロアは広くてテーブル席もあり、とても綺麗な空間。真面目にお付き合いしようと考えてる方とのデートとか、悪いことしてえなあって考えてる、男慣れした妙齢のご婦人とのデートとか、年配の人の送別会とかやっちゃいそうな、野毛らしからぬお店です。

今日は金曜日、これから欲望渦巻くであろうカウンターになるのだと思いますが開店直後なのでお客さんは少なく一人ぽつんと座ります。

試合前のグランドにいるようです。仕込みのこだわり書いてありますね。

色々と美味しそうなメニューがありますが今日はお刺身を楽しみます。お酒は何にするかー。日本酒と行きたいところですがレモン酎ハイにしておきます。も少し体重減らさないとね。

温かいうちに召し上がってくださいねとお通しの揚げ出し豆腐が登場。鰹節で見えませんが、ピンとしたしらすがたくさん乗って、出汁が効いてて美味しいです。

生レモンハイボールが到着、レモンスライスがたくさん入ってます。昭和ファンシー文房具的な柄の見栄え。味はスッキリ上品で美味しいですね。どこの焼酎を使ってるか聞けばよかった。

そうは言っても日本酒が合うよなと恨めしく思いつつ、先日受けた会社の健康指導を思い出します。食べるもの気をつけて生活してますって言ってんのに、デブの指導員にあーしろ、こーしろ言われ、しまいには、体重4キロ、腹囲4センチ減らす事をコミットしなさいとジュゴンのメスに言われ久しぶりに気持ちが荒ぶりました。会社の窓ガラス割って歩きたかったです。

目の前で白い割烹着を着たお兄さんが魚をさばいたり、焼いたり、盛り付けしたりするのが見えます。プロの丁寧な仕事ってのは見ていてとても気持ちが良いですね。自分のExcelやPower pointの資料作りなんかとても人に見せれたもんじゃないですよ。

結局、旬のお刺身11点盛りとイワシ刺身、本日のオススメから兵庫県、室津の真カキもオーダー。

まず、カキが届きます。

そして待望の11点盛り。いいですねえ、旬の魚と言ってるだけあって、安直にまぐろとかサーモンとか、イカとか入ってないんですよ。品揃えだけでもこだわり感じますね。

板前のお兄さんが丁寧に説明してくれます。ハチビキ、アカサバの事らしいですよ、寒ブリ、アジ、キビナゴ、イワシ、クロダイ、甘エビ、みる貝、スマガツオ、クラゲ、マダコ。

何しろ見た目が豪勢ですよね。、アカサバ、イワシが美味しかったなあ、スマガツオはカツオとマグロの合いの子みたいな味がしましたよ。

いろんな味を楽しみ気持ちも満たされ、気分はすっかりお大臣。本日はサクッと食べて帰ります。

そのまま餃子屋さんへ向かいます。ホッピー仙人は19時開店、おつまみはスナックしかないと書いてありましたので時間つぶし&腹ごしらえです。

少し歩いて大岡川沿いの味のある飲屋ストリートに到着。地方の商店街のように飲み屋が続きます。新橋や中目黒の線路下とも違ったとても独特な風景ですよね。ほとんど全て個人店、味があります。

餃子はサラダ というキャッチコピーとキンミヤ利用のサワーに惹かれてやって着たのが餃子屋 玲玲。

店内はさほど広くはありません。カウンターは、4人座れば満席。4人で座れるテーブルが3箇所。椅子はケースを使った手作り。

餃子屋だけあって、メニューは限られていますが、こちらの焼酎はキンミヤ利用って事なので安心して呑めそうです。まずはすだちサワー。そして餃子を2人前。

こちらがすだちサワー。香りがあって美味しいですねえ。こちらのサワーもスッキリと上品な味。そして、氷がかっこいい。野毛のお店はこの氷山系の氷が多いのかな。

目の前でジューと焼いてますね。蓋をしてジュージュー蒸すので油ぽかったりはしないです。

こちらの餃子は皮がとても薄くて小ぶりですが、肉と野菜の比率も私にはちょうどよく、にんにくも程よく効いてイケてます。

餃子クパアです。BGMは80’s、フィル・コリンズ、ピートバーンズのを聴きながら食べる餃子、最高ですね。

皮が薄くてとても繊細な餃子、ニッポンの0.01ミリオカモトゼロワン、おぼこのようです。

まだまだ時間ありましたのでレモンサワーとオススメのピリッとこんにゃくをオーダー。健康志向高いです。

美味しいし、量的にもあと3人前くらいは食べれそうですが。ホッピー仙人開店の時間になったので撤収です。


氷かっこいい

さて、いよいよ待望のホッピー仙人へ。階段を上がって2階へ、大岡川を眺めて廊下を進み到着。

店内は8名座ったらカウンターは満席。入り口とカウンターの間に立ち飲みスペースがありますが、3名くらいが立って飲める感じですね。

開店なので、マスターがバタバタ準備してます。先に来ていた方とテーブルをふくお手伝いをしてますと、マスターが準備しながらお店の説明してくれます。

おつまみは籠の中にスナック菓子が入っていて、テーブルの上にお金を入れる入れ物があるので、200円入れてお菓子を食べていいシステム。飲み物はお会計時に自己申告。そして、今日はサーバー、瓶、白も黒もどちらもあるよ。と教えてくれます。

まずはホッピー黒。

ジョッキで登場。久しぶりのサーバー生ホッピー、泡がキメ細いなあ。平塚ののりさんを思い出しますねえ。

壁面にはキンミヤがずらりと並んでいます。マスターにキンミヤなんですねって聞いたら。ホッピーにキンミヤが合うって世の中に広めたのはマスターだそうですよ。が言い出した事なんですって。マスターは昔、色々飲み歩いていて、ホッピーは焼酎がポイントだと思ったそうです。美味しいと感じたホッピーは全てキンミヤ利用だったので広めて言ったそうです。

TV取材もたくさん受けているようで、店内には有名人の写真がたくさんありますね。取材したあとでリピートする芸能人の方も多いそうです。

しばらくすると続々とお客さんが来ます。みなさんなぜか2人かグループ。1人で来てるの私だけ。あっという間に満席です。こちらのお店は、マスターとお客様どおしで一杯目は必ず乾杯をするのが習わし。次々と見知らぬ人と乾杯を繰り返すわけなんですが、狭いお店なので仲良くなっていって一体感ができるのはとても気持ちがよくて楽しめました。

黒ホッピー終わったので、待望の変わりホッピーを楽しむことにします。

まず、白いコースターがセットされます。色を楽しむためのもので、特注1万5000円とのこと。天井の照明が抜けてよく見えるように斜めにして作ってある拘り。ホッピー仙人のシールは印刷するとコストが上がるので、友達の奥さんに頼んで図柄考えてもらってシールにしてコスト抑えたそうです、工夫とコスト意識の高いコースターなのです。

これは、ホッピービバレッジのレモンを使った北米大陸の風、飲み友達の吉田類さん命名とのこと。命名理由は不明ですが、マスター曰く、北米は白人と黒人と混ざるからでは?と推測しているそうですよ。

変わりホッピーの作り方は理科の実験的な感じで作っていますね。

こちらのサーバーホッピーはアルコール度数は25度のキンミヤ利用ですが、この変わりホッピーの時は25度と20度をブレンドして利用しているそうです。その割合については企業秘密って言ってました。味にメリハリをつけるためにそうしているそうです。

次は見栄えの良い青リンゴ。名前は堀越さん。

一人できましたが、マスターや隣の人とも話をして、とても楽しい雰囲気です。ラグビーやってたんですかとかやっぱり今年も聞かれたりしてして、やってますとかいうとモテるのかなあ?

とにかく、店の中は乾杯効果もあって和気あいあいな感じですね。マスターが色々とお話ししてくれます。

最後のシメは冬季限定のホットホッピー。カカオリキュールBOLSで風味づけます。

アルコールはキンミヤではなくて、ブランデーです。ブランデーお湯で割ったらアメリカンってCM昔やってましたね。ホットが似合う洋酒なんですね。この歳になってやっとわかりました。

そして、まさかのチンです。男らしい作り方。

最後にシナモンをかけて出来上がり。

温かいのにしっかり炭酸が残ってシュワシュワします。しかも美味しいですわ。この炭酸の残し方にテクニックがあると言ってました。

ちなみに、キンミヤ以外でホッピーに合うお酒ってなんですか?って聞いてみました。ナンバーツーは三楽だそうです。いいこと聞きましたね。ちなみに、ホッピー仙人で最も高額なホッピーは森伊蔵をベースとしたホッピー、単価5,000円です。男のロマンを感じます。

全部で4杯飲みましたが、アルコール度数が高くないのでヘロヘロにならず最後まで楽しめました。どれも優しいホッピー、この割合がホッピーに一番合う割合なのでしょう。勉強になりました。

お店の中の一体感がとても楽しくて良いお酒になります。寂しい気持ちになったら飲みに行くといいと思います。良い夜になるはずです。

ごちそうさまでした!

そして、地元に帰ってくりのたんたん麺。とっても美味しかった!

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