平成初期の1990年代にラーメンの名店としてその名を駆せ、メディア露出が多かった雷文さんでランチとしました。
初めて行ったのは、お店がまだ道路の反対側にあった頃です。あの頃は若造で、チャルメラが最高にうまいラーメンだと豪語してイキって過ごしていた頃。
味覚ヤンキーゆえ、人気ラーメンの良さが理解できず、二度と暖簾をくぐることはありませんでした。人気店ということで期待値が高く、がっかりしてしまったのでしょうね。
時はだいぶ過ぎ、車で通るたびにお店がなくなっただとばかり思っていたのですが、先日、友人情報でお店が反対側に移転して営業していると教えてもらい、急に懐かしくなってランチタイムに訪問です。
店に入る前に手の消毒をして入ります。店内はカウンター中心でラーメン屋というか、昭和によくあった、ナポリタンが食える街の喫茶店という感じもしますね。手作りの小物が多いとそんな感じに見えちゃうのかも。

カウンターには先客2名。いずれの方も男性一人で、年齢は40−50代。場所柄か、サラリーマン、学生、ガテン系の方おらず。その後も男性がぱらりぱらりと一人で入店。有給休暇取得して食べに来ました、とか、通りがか流ので調整してやってきましたって感じの方が多いですね。これはあくまでも私の想像です。
女将さんはワンオペです。

基本は、醤油、塩ラーメンで、トッピングで多様性を付加しています。が、限定のごはんセットなるものを見つけましたのでこちらをオーダー。ラーメンは肉玉ラーメン醤油味としました。

TV出演時の写真が随所に貼ってありますね。大勝軒の大将とも仲よかったみたいですね。一緒に撮影した写真があります。


ご飯セットやってまいりました。タケノコのうま煮ですね、あとは浅漬けのおしんこ。

もうこれでランチセットで出来上がりですよね。しかも、米粒がうまいんですよ。町田で食べた白飯の中では暫定王者です。そして煮物も美味いです。これだけで充分に満足です。
そこへ醤油ラーメン到着。20数年ぶりの再開、泣きの小金治に再会を祝ってもらいたいと思いながらレンゲをとります。

そうそう、なんかこのちょいと濁り感のあるスープ。思い出しました。
麺はいわゆる中華麺。チャーシュー、半熟卵と入った中華そばですね。
だしの効いたスープは確かに美味しいです。この歳になってやっとわかりました。麺は硬めで好みですが、取り立ててどうということもなく、スープ美味しいので逆にちょっとがっかり感あるかも。話のつまらないイケメンってこんな感じですかね?
限定ごはんセットのお米で焼肉食べたい!ごちそうさまでした!