シャリキンと一言で言ってもいろんな割り材で楽しむことができます。それぞれで美味しい飲み方があるのでまとめてみました。初めて飲む方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.割り材が炭酸飲料
- 炭酸水(含む酎ハイ、酎ハイレモン)
- ホッピー
- ハイッピーレモン
- バイス
- ジンジャエール
- オロナミンC
- コアップガラナ
- ウイルキンソン ジンジャエール辛口
一番飲みやすい王道の飲み方、シャリキンの魅力を存分に味わえます。シャリキンが十分に溶けていない初期の段階から、シャリキンが溶けきった状態でも比較的美味しく飲めます。炭酸を入れて軽くステアして炭酸がシャリキンに馴染めばOK。踊る炭酸の泡と水中花のように広がるシャリキンの花を楽しんでください。

シャリキンの醍醐味はやはりシャリシャリ感です。シャリシャリ感だけでなく、炭酸のシュワシュワ感のコラボが五感を刺激します!溶けてシャリシャリ感がなくなった後でも、氷利用の時とは違って、割り材、キンミヤも薄まらないのでパンチのある味を最後まで楽しめます。シャリキンの良さを十分に引き立たせる飲み方です。
シャリキンで飲むには一番適しています。初めてシャリキンを飲む方は炭酸系割り材をお勧めします!
2.割り材がシロップ
- 梅シロップ
- ぶどうシロップ
- バヤリースオレンジ
こちらもシャリキンの王道ですが、取り扱いが難しいですね。通常は小さめのグラスにシャリキンが投入されて提供されます。これにシロップをかけてかき氷感覚でいただきます。そのため、あなたのさじ加減でシャリキンの味が変わってきます。
シャリキン自体は少し苦味があります。キンミヤ自体に苦味はないのにとても不思議なのですが、このシャリキン独特の苦味とシロップを交互に楽しむのであれば何もせずに楽しめます。この苦味は結構効きます。パンチ力あり、ガツンときます。
シロップとのコラボレーションを追求するには工夫が必要です。飲み物として楽しむのであれば、シャリキンがある程度溶けるのを待ちつつちびりちびりやる必要があります。シャリキンが全て溶けることを前提としてシロップの量を垂らすと少量の溶けたキンミヤでシロップ味を味わうことになるので濃くなるからです。
シャリキンの溶け具合を見ながらちょろりちょろりとかけて飲むというのが理想ですが、酔っ払いが面倒な作業は無理です。酔っ払いなのでもはやそんな細かなことはどうでもよくて、味も気にせず楽しく飲めりゃいいんですけどね。酔っ払いでも大丈夫です、策はあります。

シャリキンとしても楽しみたい、一定の濃度で楽しみたいという酔っ払いのシャリキン好きであれば迷わず「スプーンを使う」です。「スプーン」をもらいましょう。スプーンをもらってかき氷感覚で食べることをお勧めします。シロップを入れてスプーンでかき混ぜてコップ内を均一濃度にしたらスプーンでそのまま食べてください。大人のかき氷、キンミヤかき氷です。シャリシャリ美味しいですよ!!

3.割材がコンク、非炭酸系飲料
- 赤みや
- ショウガ
- トマトジュース
- 緑茶
非常に稀ですが、いろいろな種類のシャリキンを提供してくれるお店があります。もしくは、自分でソフトドリンクとシャリキン中だけを頼んで新種のシャリキンにチャレンジすることがあると思います。
この時の美味しい飲み方は「十分にシャリと割り材をかき混ぜる」です。小さい頃、友達の家や、親戚の家に遊びに行った時、おやつで出てきたカルピスが自分の好みの濃さじゃなかった時にがっかりしたってことありますよね?あれと同じです、割り材の主張が強くため、飲み始めと飲み終わりの味の濃さが変わってしまうので最初にきちんと混ぜて最初から最後まで一定の濃さにしておく必要があります。
シャリキンをそのままにして愛でたい気持ちはわかりますが、心を鬼にしてシャリキンの塊をグズグズに砕いてグラスの中が一定のシャリキン濃度になるようにかき混ぜてください。
お店によって異なりますが、ゆるいシャリキンは混ぜやすいですが、すぐに溶けやすいので目で楽しむ時間は短くなります。ガリガリ君のような硬いシャリキンの場合は、氷感覚で入れておくのではなく、テーブルに来たら迷わずステアでブスブスさすなりして初期の段階で完全に崩してシャリキンにしておかないと、飲みはじめに非常に濃い味を味わうハメになるので注意です。
グラスの冷え方、シャリキンの量、グラスへの収まり方、割り材との比率。気温や凍らされている時間にも左右される。同じシャリキンと二度と出会うことはできません。二度と同じシャリキンは来ないから。。。シャリキンとの一期一会を楽しみましょう。