JETRO調べになりますが、日本の農産物で酒類(Rice wineの清酒含む)は輸出額の第二位、アメリカは、酒類輸出先の第二位。ここ数年は右肩上がりで伸びています。アメリカで一番流通しているのがカリフォルニア州。
カリフォルニア州には日本食レストランの三分の一が集中しているというのがその理由。しかし、日本酒が主流で焼酎はまだまだ認知度が低いそうです。
2002年以前は日本食レストランで焼酎を取り扱うことができず、機会損失の期間が長かったことが背景にあるようです。酒類取り扱い免許に関する条例で定められていたのがその理由、これが改定されて現在ではレストランで焼酎が呑めるようになりました。最近のことなんですね。
日本人が現地のスーパーで見つけて買うってのが現状みたいですね。
大衆酒場的な雰囲気を醸し出しながら売られているわけではもく、キンミヤマーク見てニヤリとシンパシーを感じるアメリカのおっさんも皆無でしょう。
こちらがアメリカで売られているキンミヤのパッケージ。撮影場所はカリフォルニアのサンディエゴ。

スーパーのJapanese foodコーナーで売られているわけです。セール価格で$11。ググって見たら$18前後で流通してるようなのでお買い得でしたね!
英語で書いてあるだけでカッチョ良くなるわけですが、Sojuじゃねえだろと突っ込みたくなりますね。Sojuって韓国焼酎ですよねえ。アメリカではShochuより伝わりやすんでしょうか?

裏パッケージを見るとSpirits Distilled from Sugar Caneっという説明で売られているのがわかります。 サトウキビの蒸留酒って事ですね。
これだけ見ると、Rum酒とかタイのメコンウイスキーの仲間って感じですね。当然といえば当然ですが、パッケージだけで商品の価値とか立ち位置を伝えるのって難しいのですね。
広くアメリカの人にも呑んでもらうには、日本での名声は忘れて、アメリカ向けにニックネームつけて売り出したらいいですよね。オーガニックみたいなまやかしで高級志向のイメージ転換をしつつ、ピカ酎とかいう名前にしてみるのはどうでしょうか。CMはイチローで。
カリフォルニアの青い空の下でシャリキン呑んでウエーイってパーテイしてみたいです。