GW折り返しの中折れ地点。xvideoも流石に見飽きたので、GWらしくTDLの方に向かいます。TDL35周年だそうですよ。高校生の頃、胸躍らせて開園したてのTDLに卒業旅行に行ったあの頃が懐かしいです。浦安駅からバスに乗ってTDL行った記憶があります。
大衆酒場 BEETLE浦安店さん。クラフトビールやビストロのチェーン展開を手がけるプロダクトオブタイムグループの新業態、ネオ大衆酒場。2015年11月に蒲田に1号店を開店したのを皮切りに、2016年12月五反田、2017年5月原宿、2017年8月浦和、2017年11月にこの浦安店が開店し、千葉初出店。破竹の勢いで出店している大衆酒場の新興勢力と謳ってます。
そもそも、チェーン店に対しては信頼感、期待感ゼロのおっさんなのですが、 新しい価値観を得ることがあるかもしれないので偏見を捨てての訪問です。
シックな感じのお店ですね。夕方6時に訪問。路面店の利を活かして、入口引き戸を解放この季節、気持ち良いです。
店内は大衆酒場を意識した、カウンター中心のコの字型。センターキッチンで調理してる姿が見えます。調理場は白い割烹着の男性が雰囲気を出してますね。ホールはアルバイトの若いお姉さんお兄さんがお揃いのTシャツで対応。調理場の百戦錬磨的な現場感ある対応とホールアルバイトの初々しい対応のGAPが丸見えで面白いです。
BGMはテレビ。大衆酒場で紙のおしぼり。斬新、さすがナウいですねえ。
席に座って飲み物チェック。シャリキンはサワー系はほぼ対応とのことです。早速オーダー。シャリキン ホッピー白。そして、イイダコのぬた。煮こごりを頼みましたが、当日仕込みでまだ出来上がってないとのことなので断念。
やってきました、シャリキン ホッピー白。シャリキンパウチ提供店でした。グラスは冷えてたので安心しました。
そしてぬた。プリプリしたイイダコが美味しい。
豆苗炒め。ニンニクが効いてシャリシャリしててうまいですね。
焼きなす。かつぶしたくさんです。
この日の気温25度、シャリキンパウチだとあっという間に溶けてキンミヤ三冷になります。これからの季節、パウチにシャリキンを求めるのではなく、三冷のための割り材くらいに思って飲んだ方が良さそうですね。
ここからお料理の実力を確かめるオーダー。左からかしらはぶた、レバー、つくね、はらみはうし。
うーん。どれも残念、肉のジューシーさゼロ。ペペローションが必要です。特にレバーはよく焼きすぎ。店が混んでないからじっくり焼きすぎたのか、レバニラ炒め級の火の通り様。タレの味もなんか足りず、粘り気と見た目がみたらし団子のようです。
生レモンサワー。レモンしっかり入ってて見た目いい感じです。しかし、飲んでみてなんか違和感。シャリシャリというか、氷ですかね?お店の方に聞いてみたらこれはシャリキン ではなくて別焼酎とのこと。
おでん。大根とちくわぶと筍。
うーん。味が薄いのか、だし感が無いなあ。なんか物足りない。普通に食べれるものということで、真鯛の兜焼きをオーダー。
シャリキン 金魚。ジンジャエールなので珍しい。
シャリキン パウチを入れて、ジンジャエールを注いで出来上がり。なるほど、ちょっとした辛味が美味しい。家飲みで甘めのジンジャエールしか手に入らない時に試すといいかもしれません。今日一番の収穫です。
やはりこの季節、シャリキンパウチだと厳しいですね、溶けが早い。シャリキンには厳しい季節の到来です。個人的にはGWを過ぎるとシャリキンのシーズンオフだと思っています。逆に言えば、各店、シャリキン を取り扱う真価が問われる季節でもあります。次のシーズンに向けて夏場のシャリキン提供で鍛錬していただきたいです。
様は焼きそば黒。黒はソースで白は塩みたいですね。味は無難ですが、屋台のワイルドさが欲しいなあ。
お会計というと、〆の汁を持ってきてくれます。こういうちょっとしたおもてなし感も今時風ですよね。
昭和のおっさん目線で言うと、全体的にお料理がイマイチ、特に、”肉と飯”って謳ってるからにはこの部分は相当頑張らないとヤバイです。料理人の繊細な仕事、男の料理的なパンチ、家庭的な手作り感の入り混じり合ったところが大衆酒場の好きなとこなのですが、全てが中途半端でもの足りない。店の作り、メニューの揃えはそれっぽいんですけどねえ。チェーン店だから仕方ないのか、草食系というか、給食系。
バリバリの大衆酒場で一人飲むのはハードルが高いだろうから、大衆酒場的の雰囲気を楽しむ場所と思えばよいのでしようね。ナウなヤングには入門編で良いのかもしれません。カウンターでMac AirとかiPadいじりながらシャリキンホッピー飲んでる光景が目に浮かぶなあ。
ごちそうさまでした。